バカラを確率で見る|賭け方10種類×軍資金10パターンを10万回ずつ試算

※掲載画像はイメージです。実在する施設の写真ではありません。
バカラの確率とハウスエッジを計算し、マーチンゲール法など賭け方10種類×軍資金10パターンを10万回ずつ試算。目標に届く割合・軍資金を使い切る割合・平均の減り方、遊ぶ回数と結果、罫線で次が予想できるかを数字で確かめました。
バカラは、プレーヤーとバンカーのどちらが勝つかを予想するだけのゲームです。だからこそ「どう賭ければよいか」「流れはあるのか」が気になる人も多いはずです。この記事では、CASINO PASSPORT 編集部がバカラの確率を計算し、賭け方10種類と軍資金・目標の組み合わせ10パターンを、それぞれ10万回ずつコンピューターで試した結果をまとめました。ルールそのものはバカラのルールと遊び方で紹介しています。
最初にお伝えしておくと、この記事は「勝つための方法」を紹介するものではありません。どの賭け方を使っても、長く遊ぶほど平均では賭けた金額の約1%ずつ減っていく、という仕組みを数字で確かめる記事です。カジノで使う金額は旅行前に決めておき、その範囲で楽しみましょう。
先に結論
- 1ゲームあたりの確率は、バンカー約45.9%・プレーヤー約44.6%・タイ約9.5%。カジノ側の取り分(ハウスエッジ)は、バンカー約1.06%、プレーヤー約1.24%、タイ約14.4%です
- マーチンゲール法などの賭け方を使うと「目標に届く割合」は上がりますが、そのぶん「軍資金を使い切る割合」も上がります。100通りの組み合わせすべてで、賭けた総額に対する平均の減り方は約1%前後のままで、賭け方では変わりませんでした
- 毎回同じ額を賭けた場合、プラスで終わった人は30回で約49%、300回で約42%、3,000回で約27%。遊ぶ回数が増えるほど、平均の減り方が結果を左右するようになります
- バンカーが何回続いたあとでも、次にバンカーが勝つ割合はほぼ同じでした(約1,628万ゲームで確認)。罫線(過去の結果の表示)から次の結果は予想できません
1ゲームの確率とハウスエッジ
パラダイスカジノの公式ゲームガイドのルール(カードの配り方、バンカーが勝った場合は5%のコミッションを引いた95%、タイは8倍)をもとに、8デッキ(トランプ8組・416枚)のシューから配った場合の確率を、すべての組み合わせを数えて計算しました。
| 賭け先 | 勝つ確率 | ハウスエッジ |
|---|---|---|
| バンカー | 45.86% | 約1.06% |
| プレーヤー | 44.62% | 約1.24% |
| タイ(引き分け) | 9.52% | 約14.4% |
この確率と配当から、賭けた金額に対して平均でどれだけ減るか(ハウスエッジ)を計算すると、バンカーは約1.06%、プレーヤーは約1.24%、タイは約14.4%です。バンカーは勝つ確率が高いぶん、5%のコミッションで差が調整されています。タイは配当が8倍でも、出る確率が約9.5%しかないため、取り分が大きくなります。
施設の公式サイトでは、使うデッキの数は確認できませんでした。6デッキで計算しても、ハウスエッジはバンカー約1.06%、プレーヤー約1.24%、タイ約14.4%で、ほとんど変わりません。
試算の前提
- 金額は「単位」で表します。1単位=そのテーブルの最低ベット額です。たとえばセブンラックカジノ ソウルドラゴンシティ店の公式サイトでは、ミニバカラの賭け金は50,000〜30,000,000ウォンと案内されているため、この場合は1単位=5万ウォンです(2026年10月確認)
- 1回に賭けられる上限は600単位(30,000,000ウォン÷50,000ウォン)としました
- 1回の遊びは、目標の金額に届いたとき、軍資金が最低ベット額を下回ったとき、または300ゲームに達したとき(時間切れ)に終わることにしました
- マーチンゲール法など、賭けたい金額が手持ちを超えるときは、手持ちの全額を賭けることにしました
- プレーヤーに賭ける「定額(プレーヤー)」以外は、すべてバンカーに賭けます。タイのときは賭け金が戻り、賭け方の段階も変えません
- 1つの組み合わせにつき10万回試しています。結果の割合には±0.3ポイント程度のぶれがあります
試した10種類の賭け方
| 賭け方 | 賭け金の決め方 |
|---|---|
| 定額(バンカー) | 毎回1単位をバンカーに賭ける |
| 定額(プレーヤー) | 毎回1単位をプレーヤーに賭ける |
| マーチンゲール法 | 負けたら次は2倍、勝ったら1単位に戻す |
| グランドマーチンゲール法 | 負けたら次は「2倍+1単位」、勝ったら1単位に戻す |
| パーレー法(パロリ) | 勝ったら次は2倍、3連勝するか負けたら1単位に戻す |
| ダランベール法 | 負けたら1単位増やし、勝ったら1単位減らす |
| フィボナッチ法 | 負けたら数列(1・1・2・3・5・8…)を1つ進め、勝ったら2つ戻す |
| ラブシェール法 | 数列「1・2・3」の両端の合計を賭け、勝ったら両端を消し、負けたら賭けた額を末尾に足す |
| 1-3-2-6法 | 勝つたびに1→3→2→6単位と賭け、4連勝するか負けたら1単位に戻す |
| オスカーズ・グラインド法 | 1単位ずつの利益を目指し、勝ったら1単位増やし、負けたら同じ額を賭ける |
軍資金と目標は、軍資金20・50・100・200単位と、それぞれに対する目標の増加分(+10〜+100単位)を組み合わせた10パターンです。
結果1:目標の金額に届いた割合

毎回同じ額を賭けると、目標に届く前に時間切れになることが多く、軍資金100単位・目標+10単位でも目標に届いたのは約45%でした。マーチンゲール法・ラブシェール法・グランドマーチンゲール法などは、同じ条件で約89〜90%が目標に届いています。
結果2:軍資金を使い切った割合

目標に届く割合が高い賭け方は、その裏で軍資金を使い切る割合も高くなっています。軍資金100単位・目標+10単位のマーチンゲール法では、約90%が+10単位で終わる一方、約10%は軍資金のほぼすべて(約100単位)を失っています。小さな勝ちを何度も重ね、まれに大きく負ける形で、合計すると平均はマイナスです。毎回同じ額を賭けた場合、この条件で軍資金を使い切った人はほとんどいませんでした。
結果3:平均してどれだけ減ったか

すべての組み合わせで、平均の結果はマイナスでした。平均の減り方を「賭けた金額の合計」で割ると、100通りすべてが約0.9〜1.4%の範囲に入り、理論上の値(バンカーはタイを除いて約1.17%、プレーヤーは約1.37%)とほぼ同じです。つまり、賭け方を変えても減る割合は変わらず、賭け金を大きくする賭け方ほど、賭けた総額が増えるぶん平均の減り額も大きくなります。たとえば軍資金200単位・目標+100単位では、ダランベール法の平均は約−18.7単位、定額(バンカー)は約−3.1単位でした。
マーチンゲール法は「テーブルの上限」で止まる
マーチンゲール法は、負けるたびに賭け金を倍にして、1回勝てば負けを取り戻す考え方です。しかし1単位から始めると、10連敗したあとの11回目に必要な賭け金は1,024単位(5,120万ウォン)になり、上限の600単位(3,000万ウォン)を超えてしまいます。ここで倍にできなくなり、それまでの負けは取り戻せません。
バンカーに賭けて10回続けて負ける確率は(タイを除いて)約0.085%、およそ1,175回に1回です。めったに起きないように見えますが、軍資金を1,023単位(10連敗まで倍にし続けられる額、5,115万ウォン)用意して+100単位を目指した場合、10万回の試算では約10%が途中で上限に当たり、平均の結果は約−14.9単位でした。
遊ぶ回数と結果:短時間ほどプラスで終わる割合は高いが、平均は必ず減っていく
毎回1単位をバンカーに賭け続けた場合に、プラスで終わった人の割合と、平均して減った額は次のとおりです(各10万回)。

| 遊んだ回数 | プラスで終わった人 | 平均の結果 |
|---|---|---|
| 30回 | 約49% | −0.3単位 |
| 100回 | 約45% | −1.0単位 |
| 300回 | 約42% | −3.2単位 |
| 1,000回 | 約36% | −10.4単位 |
| 3,000回 | 約27% | −31.7単位 |
| 10,000回 | 約13% | −105.9単位 |
300回では、真ん中の90%の人が −29.9〜+23.4単位の範囲でした。どの回数でも平均はマイナスです。
短い時間なら、結果は運によるぶれ(ばらつき)が大きく、プラスで終わる人も半分近くいます。ところが平均の減り方は遊んだ回数に比例して増える(1回あたり約1.06%)のに対し、ぶれの大きさは回数ほどには増えません。そのため回数が増えるほど、ぶれよりも平均の減り方のほうが結果を左右するようになります。「短時間でやめた人のほうがプラスで終わることが多い」のはこのためで、短時間なら得をするという意味ではありません。短時間でも平均はマイナスです。
罫線(過去の結果の表示)で次は当てられるか
バカラのテーブルには、それまでの勝ち負けを表示する画面(罫線、ロードとも呼ばれます)があることがあります。そこで、8デッキのシューを実際の配り方どおりにコンピューターで200,000シュー(約1,628万ゲーム)配り、過去の結果と次の結果の関係を数えました。

- タイを除いた結果のうち、バンカーが勝った割合は全体で約50.7%
- バンカーが1〜8回続いたあとに、次もバンカーが勝った割合は約50.3〜50.9%で、全体とほぼ同じ
- プレーヤーが続いたあと、バンカーとプレーヤーが交互に4回出たあとも、次の結果の割合は全体とほぼ同じ
- 1シュー(タイを除いて平均約74ゲーム)の中に、バンカーの6連続以上が出たシューは約46%、8連続以上は約14%、10連続以上は約3.6%
長い連続は珍しいことではなく、続いたからといって次の確率が変わるわけでもありません。使ったカードがシューから減ることによる影響は理論上ありますが、ごくわずかで、表示を見て予想できるほどの差にはなりませんでした。
数字から分かる、遊ぶ前に決めておきたいこと
- 使う金額は、旅行の予算とは分けて先に決める(考え方は韓国カジノの予算・軍資金の考え方で紹介しています)
- 賭け方を工夫しても平均の減り方は変わらない。賭け金を増やす賭け方ほど、まれに大きく負ける
- 遊ぶ時間が長いほど、平均ではハウスエッジ分ずつ減っていく。終える時間も先に決めておく
- タイはハウスエッジが約14.4%と、バンカーやプレーヤーの10倍以上
入場条件や当日の流れは初めて韓国カジノへ行く人の完全ガイドで紹介しています。当サイトで紹介している8施設はいずれも外国人専用で、入場できるのは19歳以上です。
ほかのゲームとの比較はハウスエッジ早見表、タイやペアベットの数字はサイドベット特集で紹介しています。
まとめ
バカラは、どちらに賭けても、どんな賭け方をしても、長く遊ぶほど平均では賭けた金額の約1%ずつ減っていくゲームです。賭け方で変わるのは「小さく何度も勝って、まれに大きく負ける」か「ゆっくり少しずつ減る」かという結果の形だけでした。数字を知ったうえで、使う金額と時間を先に決めて楽しみましょう。
試算の方法:1ゲームの確率は8デッキ(6デッキでも計算)で全組み合わせを数えて算出。賭け方の試算は、その確率を使って1つの組み合わせにつき10万回の遊びをコンピューターで再現。罫線の検証は、8デッキのシューを実際の配り方(残り16枚で終了)で配って集計しました(CASINO PASSPORT 編集部、2026年10月)。
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